彼はベトナムの在来建築の要素とベトナムの気候を考慮した建築スタイル「インドシナ様式」を提唱し博物館や大学などを設計し今でも現存しています。
が、彼が数年でベトナムをあとにして以降、このスタイルはあまり定着しませんでした。
写真はNguyne Thai Hoc通りにある住宅です。
エブラールとは違いますが屋根のディテールの表現、庇を支えているサポートや破風の模様などがインドシナ様式を感じさせます。
屋根より下は1930年代以降から現在に至るまでベトナムでポピュラーなデザインであるベトナム・アールデコ調にデザインされており、貴重な建築なのではないかと思っています。
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