先週の土曜日にハノイ郊外にあるVittel Education Centerを見学してきました。設計はVo Trong Nghia Architectです。
レンガの外装の棟とコンクリート打放しの外装の棟とふたつがあります。レンガ棟は諸室が入ったレンガ外壁のBOXの間を3-4層のペデストリアンデッキが走っています。
ペデストリアンデッキの動線は循環動線としてとてもよかったのですが、学校という機能上、もう少し広い部分があって、ひとの溜りができるようなスペースがあってもよかったかなと思いました。
レンガ壁のディテール。レンガ壁は間に中空層をもつ二重壁になっているそうです。断熱材を使わないベトナムで二重壁は有用な手段だと思います。
コンクリート打放しの棟は2枚のV字型の壁にはさまれた空間が大小6つ並んでいます。
アイデアとしては大味なのですが、それをディテールと動線の作り方で成立させている建築で、担当者の力量と熱意が感じられました。
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