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Writer's pictureTekemori Hiroomi

ファブリケーション ベトナム


敷地範囲の変更や役所の許可の関係でマスタープランを見直すため、麻薬中毒者更生施設の地形模型をつくりなおしました。

今回はレーザーカッターがある工房にスチレンボードを持ち込んでカットしたものを貼合わせています。いつもより格段にはやくて、きれいです。

カットした面がこげて茶色になっているのが、段のメリハリがでて地形模型として見やすくなっています。


ハノイではレーザーカッターだけでなく、3Dプリンターをもっている業者さんもいます。ただし、ファブラボのようにまとまったひとつの工房ではなく、それぞれにバラバラに店をもっているのでバイクに乗っていろんなところを廻らなくてはなりません。それでも価格も安いため、いろんなものが試せたりします。


ベトナムは手作りで鉄や木の加工、籐や刺繍などの工芸をあつかっている小さい店がまだおおく残っていて、その店の品質を見抜くまでは時間が掛かりますが、ファブリケーションには便利な場所だと思います。

麻薬更生施設は入所者のリハビリや職業訓練のために建設も自分たちで行っているので、一部現場では作りきれないところはこういった小さな工房に頼んでつくったもので対応するなどして、デザインと施工のの完成度をあげていきたいと考えています。


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